一般社団法人ふくしま風力O&Mアソシエーション
出展ブース制作・施工
「再生可能エネルギー先駆けの地“ふくしま”」の実現を目指す東北最大級の環境・エネルギーイベント
2023年10月12日(木)、13日(金)の2日間にわたり、郡山市のビッグパレットふくしまで『第12回ふくしま再生可能エネルギー産業フェア(REIFふくしま2023)』が開催された。
総勢191団体が出展し、再生可能エネルギーや水素に関する最新の技術・製品が一堂に会する展示会となった。一般社団法人ふくしま風力O&Mアソシエーション(以下:FOM)は「風力」分野で出展。弊社ではブースの制作・施工を実施した。
FOMは「福島県再生可能エネルギー推進ビジョン」に基づき、「2040年までに県内エネルギー需要量の100%以上に相当する量のエネルギーを再生可能エネルギーで生み出す」という目標を達成するために、風力発電をはじめとする再生可能エネルギー発電を推進している。そのなかで風車メンテナンスに関する情報の収集と発信にて福島県内の技術を持った中小企業を集い、それぞれの力を合わせ高い精度での風車のメンテナンス業務を行うことで地域のエネルギーを安定的に支えている。また、人材育成にも力を入れており、展示ブースでは「FOMアカデミー」で行っているトレーニングの詳細や取り組みを紹介した。
「FOMアカデミー」とは、風力関連産業の現場で活躍している方やこれから参入する方、学生などが必要な基礎知識と技術を学び、ライセンスを取得できる日本初の一般開放型風車メンテナートレーニングセンターだ。GWO‐BST4モジュールと呼ばれる基礎安全教育や、応用救急教育(ART)といったライセンスの取得が可能である。あわせて日頃より再生エネルギーの啓発活動にも力を入れており、今回のイベントでは未来を担う高校生へ活動を紹介する場ともなった。
今後も長期にわたる風車メンテナンス業務での地域産業活性化にて、エネルギー問題の解決へ向かっていくことだろう。