プロモーションから一歩先へ
ファンや潜在顧客層と新たなキズナを構築

東北楽天ゴールデンイーグルスの「2020シーズンブランディング」を担当した。

2020年は東京オリンピックの開催が予定されていてスポーツ界全体が盛り上がる反面、プロ野球をはじめとしたプロスポーツの影が薄くなることが危惧されていた。また、球団創設15周年の節目の年を終えて監督交代があった年でもあり、期待と不安が入り混じったファン心理が渦巻いている中で、「いまこそ楽天イーグルスに注目してもらいたい」という球団側の強い決意を示すことが求められた。

コンペティションの段階では「2020プロモーション」というオリエンテーションだったが、我々が提案したのは「2020シーズンのブランディング」。2020シーズンは、日々進化する新しいイーグルス像を示すことでファンや潜在顧客層と新たに強い関係を構築する再生の年であり、それは一過性のプロモーションで成し遂げられるものではないと判断した故の提案だった。

制作したのは「シーズンスローガン」、開幕スタメン選手を起用した「シーズンキービジュアル」、1年を5節に分けて企画される様々なイベントを節ごとにプロモーショーンしていく「イベントキービジュアル」など。