株式会社カリーナフードサービス

サービスブランディング

Date2022.11.17

ドライフラワーが壁面に均等に並ぶ様を想像する

“巣ごもり需要”により、自宅に飾る生花やドライフラワーが売れている、という文脈から第二弾として「単品のドライフラワーをバラバラに販売する」という試みが始まった。クライアントからは「ドライフラワーが壁面に均等に並ぶと素敵ですよね」という感覚的なオリエン。確かに、ありそうでなかったかもしれない。

想定される委託先はホームセンター。そのためネーミングは『878HERVÉ DRY⇄DIY』とし、「ドライフラワーをバラバラに購入して自分好みにDIYしよう!」というコンセプトとなった。ブランドイメージを纏いながらも、できるだけシンプルに、そしてコストも抑えつつ。その結果、『878エルベ』の世界観をモールテックスというモルタル調の塗料をアルミパネルに塗装し、『878HERVÉ DRY⇄DIY』のロゴをシルクスクリーンでプリント。900×1,500mmをひとつのモジュールとして必要な面だけ拡張できるデザインに仕立てた。

新しい試みということもあり、生産者のインタビューや使用を想起させるHOW TO動画も制作し、店頭モニターやPOPのQRコードからチェックできる立て付けにしている。委託先の拡大を視野に設計されたサービスブランディングの事例。

https://878herve.com/drydiy/

ロゴとモーション。
パッケージデザインは、3サイズのスリーブに同サイズのラベルを貼るシンプルな構成。
売り場パネルは900×1,500mmをひとつのモジュールとして必要な面だけ拡張可能。
DIYの楽しみ方やドライフラワーへのこだわりを紹介したA1ポスター。
POPはハガキサイズで、端的に伝わりやすい様にキャッチとリードの中間的コピーとワンビジュアルで構成。
ドライフラワーへのこだわりやDIYの楽しみ方を紹介する動画。店頭モニターやPOPのQRコードからチェック。