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DX
コロナ過の影響でリアルタッチポイントでの販促機会が制限され、販促イベントを主軸としている我々の事業においても影響を及ぼした。「限られた接点」で「効果的な工夫」が必要と感じ、これに該当しそうなソリューションを多方面から調査、実際に開発企業様で詳細を見聞きした上で企画立案、クライアントへ自主提案した。
企画の視点としては、「店頭で垂れ流している動画やお客様に響きにくい繁雑なPOP等の改善」と「最小人員で実現できるイベント」の2点である。
クラウドサイネージ
顧客行動×属性×興味に応じた映像切替
[提案内容]
①コンテンツをクラウド配信
配信プラットフォームによって、コンテンツを遠隔コントロール。
今あるモニターもリーズナブルにクラウド化が可能。
②AIカメラがお客様を属性検知し視認判定
画面を見たお客様をAIカメラが検知。性別・年代を判定。
③お客様の立ち寄りでコンテンツ変更
お客様が1mまで近づくと、属性に合わせた最適なコンテンツに切り替え。
④ボタンでコンテンツ変更
ボタンごとでもコンテンツの切り替えが可能。
⑤お客様のデータを取得
視認数、立ち寄り数、ボタン回数と、そのお客様属性をデータを取得。
⑥データをもとに売り場を最適化
レポート作成し、「これまでの垂れ流し動画」ではたどり着けない、次なる最適な一手をご提案。
オンライン接客
最小限の現地スタッフでイベントを実現
[提案内容]
①複数拠点を同時監視
スタジオから複数拠点の状況を常時モニタリング。
②声掛けor呼び出しで接客開始
スタジオからの呼びかけ、もしくは店頭の呼び出しボタンで応答が可能。
③接客
画面越しの接客時は、会話はもちろん、用意している資料や動画を映すことも可能。
<その他機能>
・待受動画が配信できるため、待機時や時間外はサイネージとして利用可能。
・WEBやPDFを画面共有できるため、即座に理解しやすい接客が可能。
・ペンツールで書き込みできるため、分かりやすい説明が可能。
DXロードテスト今後の展望
今回はコロナ過がきっかけとなり本企画の提案に動いたが、アフターコロナにおいても、DX推進による様々な課題解決方法が求められていくだろう。東北各地・札幌・東京等、商業施設や量販店等の現場を見回っていると様々な気付きがあり、そして変化が必要な局面になっていると実感する。また、東北を拠点としている身としては、人口減少・少子高齢化という深刻な地域課題を抱えており、なおさら遅れをとることは許されない。
10年20年先も存続し必要とされる企業であり続けるため、これからも様々なDX推進に取り組んでいく。