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仙台ふるさとの杜再生プロジェクト

Date2024.10.25

「育樹会」って、知っていますか?

植樹会は何となく、苗木を植えるのかなぁ?とイメージが沸くと思いますが「育樹会」という言葉を私は恥ずかしながら今回はじめて知りました。

昨今、世界では【SDGs17】という目標を定めて様々な活動がなされています。

そのなかのSDGs目標15「陸の豊かさも守ろう」では、地球温暖化や森林伐採など人間の活動によって森や生き物がピンチに陥っている状況を少しでも改善できるように森林再生のための活動などが活発に行われています。

実は、仙台市でも「ふるさとの杜再生プロジェクト」という取り組みを行っていて、東日本大震災により甚大な被害を受けた宮城東部沿岸地域に樹木を植えて、ふるさとの杜を再生しましょう!と市民やNPO、企業などのみんなの力を結集した再生プロジェクトがあります。

SDGsとプロジェクトの目的はちがうのですが…誰でも自由に参加できる植林活動なので、今回は社内のSDGs活動の一環として社員と一緒に樹木の再生プロジェクトに参加してきました。

仙台ふるさとの杜再生プロジェクト

樹木の再生プロジェクトに参加して知ったこと。

植樹した樹木は勝手にすくすくと成長してくれるのかと思っていたら大間違いだったことに気づかされました。

樹木の根元に日が差すように、雑草を刈るなどの除草作業や、大きく成長してからも木々に十分な日光や、雨が降り注ぐように間伐をするなど人間の手による継続的な手助けが必要なのです。

人間が壊した森林は人間の手で再生してあげることが大切です。

今回作業するのは、コナラやクヌギなどが植栽されている海岸防災林。
プロジェクトや作業についての説明を受けるメンバーたち。
樹木の根元に日が差すよう、除草作業を行う。

難しく考えず、自分にできることを。

2024年の育樹会は今回が最後でしたが、また来年5月に開催されます。

SDGsなんて…と、難しく考えずに自分にできることから取り組んでみようと心に決めてきたのでした。

まだ小さな木々にもドングリがなっていて、ほっこりさせてくれた。